西木戸
蒲原宿に「東の木戸」と「西の木戸」がある。これは宿場の治安と管理のため、夕刻に閉鎖し朝方に開放したもので、その木戸が西と東にあったということである。今は木戸門はなく、その跡があるだけである。
「東木戸」は、蒲原町の東の端にあり「東見付」ともいわれる。東木戸跡には、当時の「常夜燈」(文政13年、1831年)が残っている。「宿内安全」と刻まれた「常夜燈」には夕暮れになると、ここから「蒲原宿」にはいるという目印の灯がともされた。また、東木戸のすぐ西側のところで、道路が「枡型」になっている痕跡がわずかに残っている。「西木戸」は蒲原町の西の端にあたり「西見付」ともいわれていた。見付の入口に木戸の柵を設けたことから「木戸」ともいわれた東西木戸の間を「木戸内」とよんだ。現在の西町、古屋敷、柵、本町の一部にあたり、旧国道一号線(現在県道396)を挟み南北に広がる湿田であった。
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